眠れぬ夜の愉しみ アメリカ探偵作家クラブ傑作選(3) タイトル

眠れぬ夜の愉しみ アメリカ探偵作家クラブ傑作選(3)

原題

Murder Most Foul

発表年

1971

著者/訳者/解説

ハロルド・Q・マスア編/宇佐川晶子・他/M

カバーデザイン

和田誠

ページ数

345(巻末「作家紹介」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワミステリ文庫
80-3
典型的な中産階級のジョンは、細君の悪徳のほとんどにがまんを重ねた。電気カミソリですね毛をそっても、彼の金を使い果しても、彼女の振舞いが退屈きわまりないものであっても、耐え忍んだ。ただひとつがまんならなかったのは、細君が豚さながらに肥満している事だった。
そこへ、細身で美しいフランシスが現われたのだ。彼女と一緒になるには、なんとか細君を殺さなければならない……。
皮肉で残酷な結末を迎える「ジョンとメアリー」を始め、重度の不眠症患者を自認する編者が、読者諸賢の眠れぬ夜のために選んだ、とびきり面白い15の短篇。

初版

1982年(420円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-15-074153-0

まえがき ハロルド・Q・マスア

1 ジョンとメアリー (ロバート・ブロック)
   (Fat Chance)

2 子供ごころ (ドロシイ・S・デイヴィス)
   (Backward, Turn Backward)

3 運命の日 (スタンリイ・エリン
   (The Day of the Bullet)

4 複式簿記 (ロバート・L・フィッシュ
   (Double Entry)

5 オーデンダール (ジョー・ゴアズ)
   (Odendahl)

6 ウォッチバードが見ている (アレン・キム・ラング)
   (This is a Watchbird Watching You)

7 シリーナ、ホワイトハウスで窃盗 (パトリシア・マガー
   (Selena Robs the White House)

8 逃げた女 (ロス・マクドナルド
   (Gone Girl)

9 ウィリーじいさん (ウィリアム・P・マッギヴァーン
   (Old Willie)

10 黒い殺意 (ウイリアム・F・ノーラン)
   (Dark Encounter)

11 アヒルのかわりに (チャールズ・ノーマン)
   (Two Muscovy Ducks)

12 物より心 (エラリイ・クイーン
   (Mind Over Matter)

13 用心深い男 (ローレンス・トリート
   (The Cautious Man)

14 女心 (ヒラリー・ウォー
   (Nothing But Human Nature)

15 地獄へ堕ちろ (ドナルド・A・ウォルハイム)
   (Give Her Hell)


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