芝居がかった死 タイトル

芝居がかった死

原題

At Death's Door

発表年

1988

著者/訳者/解説

ロバート・バーナード/甲斐萬里江/甲斐萬里江

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

208

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ1543
ロデリックは、大作家の父が若い女優の卵に私生児を生ませたときのスキャンダルをよく憶えていた。だがそのときの私生児コーデリアから連絡をうけようとは思ってもみなかった。二十数年間ずっと音信不通だったの、いまになってなぜ?
コーデリアの用件は、いまや舞台の大女優として君臨する母マイラの伝記を書くので、父の所有する母の手紙を見たい、というものだった。だが、本当の目的は別にあった。マイラから虐待されて育ったコーデリアは伝記で母の本性を暴いて復讐しようと考え、それを裏付ける資料を捜していたのである。その意図に気づいたマイラは、ロデリックの家を訪れたコーデリアを追って、自分も小さな田舎の村にやってきた。二人は村のパブの一室にこもり、激しい口論を闘わせていたが、やがて、一発の銃声が轟いた!
愛と憎しみが錯綜する人間関係を鋭い筆致で描き、イギリス本格の魅力を満喫させる、実力派作家の最新作。

初版

1990年(800円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-15-001543-0

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