ハヤカワミステリマガジン2011年6月号 特集 その名は―「名探偵コナン!」 タイトル

ハヤカワミステリマガジン2011年6月号 特集 その名は―「名探偵コナン!」

原題

Hayakawa's Mystery magazine

発表年

2011

著者/訳者/解説

カバーデザイン

ページ数

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワミステリマガジン664号
今年で連載開始17年目、テレビアニメ・劇場版は15周年を迎えた「名探偵コナン」の名を、知らない者はもはやいないだろう。だが、きちんと“ミステリ作品”として読んだことはあるだろうか。個々の事件では趣向に富んだ本格ミステリ。黒の組織との対決では、謀略と冒険に富み、サスペンスを盛り上げる。弱音を吐かず事件に立ち向かうコナンの姿はハードボイルド探偵にも通じる。今号ではそんな「名探偵コナン」の魅力を、漫画家・青山剛昌のインタヴュー、エッセイ、コミックに毎巻収録されている名探偵リスト、パスティーシュ短篇などで迫っていく。

初版

2011年(800円)

重版

入手

amazon

ISBN


■連載/日本人作家インタヴュー
 迷宮解体新書=第42回 青山剛昌 インタヴュー&文/村上貴史
  1987年「ちょっとまってて」でデビュー。
  その後、『まじっく快斗』『YAIBA』とヒット作を次々と発表、1994年には『名探偵コナン』の連載を開始した。
  ミステリ的趣向をふんだんに盛り込んだ本作で読者を魅了し続ける著者が最新映画から創作の秘密まで、忌憚なく語ってくれた。

■アニメ脚本全文掲載
 「見てない目撃者」(辻 真先)
  2010年6月19日放送565話
  本格ミステリ作家と名探偵コナンの夢の競演!

■エッセイ
 有栖川有栖、森宣広、日下三蔵

■資料と研究
 ・最新映画「沈黙の15分」誌上紹介
   最新映画の内容紹介と、実写ドラマ完成披露舞台挨拶のレポート
 ・名探偵コナン年表
 ・青山剛昌の名探偵図鑑
   コミックに毎巻収録されている名探偵図鑑をリスト化。
 ・コミック・ガイド
   陰山ちひろ、小財満、廣澤吉泰
   71巻までを10巻ごとに区切り、その中でのストーリー紹介と、ミステリ的なみどろこを解説。

■短篇など(名探偵コナンのライヴァルたち)
 ・「ビリー君の赤ひげ連盟事件」(北原尚彦)
   ぼくだって名探偵の手伝いがしたい! 想いのこもった少年ビリーの名推理。
   北原氏書き下ろしのショートショート。ホームズ・シリーズに登場する給仕のビリーが主人公。

 ・「最初の刑事 ウィッチャー警部とロード・ヒル・ハウス殺人事件(抜粋)」(ケイト・サマースケイル 日暮雅通/訳)
   〈先行掲載〉19世紀の伝説的刑事の活躍を描く話題のノンフィクション。
   5月20日に弊社刊の同タイトルの抜粋掲載。

 ・「煉獄の町からこんにちは!」(スティーヴ・ホッケンスミス 日暮雅通/訳)
   ▼荒野のホームズ▲列車強盗に挑む(ただし列車酔いしながら……)。
   シリーズ長篇の2作目と3作目の間のエピソード。


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