UK リチャード・ハネイ
(Richard Hannay)

三十九階段
「三十九階段」
(1915年)
(東京創元社)

 イギリスの推理小説家ジョン・バカンの生み出したイギリス情報部員に所属するスパイ。東京創元社版では「リチャード・ハネー」という表記になっています。

 初登場の「三十九階段」の時には37歳の鉱山技師で、南アフリカからロンドンに帰国してしばらくは退屈な日々を送っていましたが、ある日偶然知り合った男性からギリシア首相暗殺計画を知らされ、直後に殺害されてしまったその男性の代わりに国際的陰謀を阻止するために国際スパイ団と戦うことになります。

 その後も「緑のマント」「三人の人質」など全5長編に登場し、情報部員として様々な国際的な陰謀と戦い続けました。


■原作■

ジョン・バカン
(John Buchan 英 1875-1940)


■人物ファイル■

職業
イギリス情報部の情報部員
事件簿
5長編

■事件ファイル■

【長編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 三十九階段
(ザ・スパイ)
(三十九夜)
(三十九の階段)
1915 創元推理文庫121-1
角川文庫('67)
東京創元社 世界推理小説全集63「妖女ドレッテ」('59)
別冊宝石17('52)
1935年アルフレッド・ヒッチコック監督「三十九夜」で映画化
2 緑のマント 1916 創元推理文庫121-2
筑摩書房 ちくま世界ロマン文庫2('69)
3 Mr. Standfast 1918 -
4 三人の人質 1924 創元推理文庫121-3
5 The Island of Sheep 1936 -

【短編集】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 The Runagates Club 1928 - リーセン卿1編他
全12編
1 The Green Wildebeeste 1927 -

【オムニバス】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 Richard Hannay Complete 2010 - 全作品収録

access-rank


TOPへ