犯行現場へ急げ アメリカ探偵作家クラブ傑作選(4) タイトル

犯行現場へ急げ アメリカ探偵作家クラブ傑作選(4)

原題

Cop Cade

発表年

1978

著者/訳者/解説

ジョン・ボール編/尾坂力他/ジョン・ボール(各作品の冒頭)

カバーデザイン

和田誠

ページ数

361

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワミステリ文庫
80-4
ひとたび事件が起れば現場に急行するのは警官の務めなんだ─たとえ新婚旅行の途中でも。ブラッドフォード刑事は新妻ラミーをほったらかしてキャビンを飛び出した。女のかん高い悲鳴が夜間定期船にこだましている。彼が悲鳴の主の船室に行くと、男が刺し殺されていた。ちょっぴり甘えを込めたラミーの毒舌も何のその、正義感あふれる若きブラッドフォードは、胸を張って捜査に乗り出したが……サスペンス派の巨匠ウールリッチが意外な軽妙さを見せる「夜間航路の殺人」等、自他ともに警察小説の第一人者と認める編者が選りすぐった傑作20篇!

初版

1982年(420円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-15-074154-9

まえがき ジョン・ボール

1 クランシーと飛込み自殺者 (ロバート・L・フィッシュ
   (Clancy and the Subway Jumper)

2 夜間航路の殺人 (コーネル・ウールリッチ
   (Murder on the Night Boat)

3 会話 (ネッド・ガイモン)
   (Conversation Piece)

4 深夜の誘拐 (エドワード・D・ホック
   (A Place for Bleeding)

5 弾丸のB (ローレンス・トリート
   (B as in Bullets)

6 マイラ・アン号の座礁 (ビル・ノックス)
   (The Case of the Myra-Ann)

7 警官アヴァカディアンの不正 (スタンリイ・エリン
   (The Corruption of Officer Avakadian)

8 ファイド (ジョン・ボール
   (Fido)

9 試練の時 (フランク・シスク)
   (Time Trial)

10 共通点 (ビル・ブロンジーニ)
   (The Pattern)

11 確立の問題 (ジェイムズ・クロス)
   (A Matter of Probabilities)

12 ゼルの手配書 (ジェラルド・トムリンスン)
   (The File on Zell)

13 花を愛でる警官 (ヘンリイ・スレッサー
   (The Cop Who Loved Flowers)

14 十三丁目の家 (S・S・ラファディ)
   (A House of Hawks)

15 吠えるインディアンの犬 (へレーン・フィップス)
   (The Dog That Only Barked at Anglos)

16 見えない男 (ブロンジーニ&ウォールマン)
   (The Half-Invisible Man)

17 ある迷宮事件 (ジョン・F・スーター)
   (It Wouldn't Come Apart)

18 ただ一つの規則 (アル・ナスバウム)
   (The Only Rule)

19 推理ゲーム (フランシス・M・ネヴィンズ・ジュニア)
   (Fair Game)

20 静かな住宅地 (キャスリーン・ハーシェイ)
   (The Quiet Neighborhood)


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