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USA ローリー・R・キング
(Laurie R. King)

捜査官ケイトicon
「捜査官ケイト」
(1993年)
(集英社)
 アメリカの女流ミステリー作家。カリフォルニア大学で宗教学を専攻し、バークレーの神学校で神学を修め、30歳以上も年上の宗教学教授と結婚します。

 それから夫とともに5大陸20カ国以上を旅行した後執筆活動を開始し、1993年、デビュー作となった「捜査官ケイト」でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の最優秀新人賞を獲得する幸運に恵まれます。

 そしてこれ以後はこのデビュー作に登場した女性捜査官のケイト・マーティネリと、シャーロック・ホームズの弟子の女性素人探偵メアリ・ラッセルの活躍するホームズ・パスティーシュの2つのシリーズを中心に作品を発表し、人気作家としての地位を確固たるものとしています。

 ちなみにデビュー作は「捜査官ケイト」でしたが、これは彼女自身3番目に書いたものらしく、そのひと月ほど前には既にメアリ・ラッセルものを二つ執筆していたといいます。従って彼女自身が初めて書いたミステリ作品というのは実は「シャーロック・ホームズの愛弟子」ということになるようです。

 メアリ・ラッセル・シリーズについては1915年、イギリスのサセックスの丘で15歳のメアリ・ラッセルが探偵を引退したシャーロック・ホームズと出会うところから始まりますが、不幸な事故で家族を亡くしたメアリが、友人として、教師として、父親として、そして時には親友としてホームズと向き合い、真摯に事件に取り組んで行く姿が活き活きと描かれているのが特徴の好シリーズです。
シャーロック・ホームズの愛弟子icon
「シャーロック・ホームズの
愛弟子」
(1994年)
(集英社)

■作家ファイル■

出身地 アメリカ、カリフォルニア州オークランド
生没 1952年〜
作家としての経歴
1993 「捜査官ケイト」でデビューし、翌1994年のアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の最優秀処女長編賞を受賞
1994 シャーロック・ホームズの愛弟子とされるメアリー・ラッセルものの第1長編「シャーロック・ホームズの愛弟子」を発表
シリーズ探偵 女性刑事ケイト・マーティネリ(Kate Martinelli)
シャーロック・ホームズの愛弟子メアリ・ラッセル(Mary Russell)
宗教学者アン・ウェヴァリー(Anne Waverly)
代表作 「捜査官ケイト」
「シャーロック・ホームズの愛弟子」

■関連リンク■

1 ローリー・R・キング公式サイト


■著作リスト■

1 捜査官ケイト・マーティネリ登場作品リスト

2 メアリー・ラッセル登場作品リスト

【長編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
シャーロック・ホームズの愛弟子 1994 集英社文庫('97)  
女たちの闇 1995 集英社文庫('99)  
A Letter of Mary
マリアの手紙
1997 集英社文庫('00)  
バスカヴィルの謎 1998 集英社文庫('02)  
O Jerusalem
エルサレムへの道
1999 集英社文庫('04)  
Justice Hall
公爵家の相続人
2002 集英社文庫('06)  
The Game 2004 -  
Locked Rooms 2005 -  

【邦訳短編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
Mrs Hudson's Case
ハドスン夫人の事件
1997 HMM'99.10 アンソロジー「Crime Through Time」に収録

3 その他の作品

【長編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
A Darker Place
(The Birth of a New Moon)
奥津城(おくつき)
1999 集英社文庫('01) アン・ウェヴァリー
Folly 2001 - サスペンス
Keeping Watch 2003 -  
Califia's Daughters 2004 - Leigh Richards名義

【リレー長編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
裸のフェニックス 2001 ソニー・マガジンズ ヴィレッジブックス('02) マーシャ・タリー編

【短編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
Paleta Man 1999 -  
Weaving the Dark 2004 -  
The Salt Pond -  
Cat's Paw 2006 -  

【エッセイ・評論その他】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
ローリー・キングのコナン・ドイル論   HMM'99.5  

 


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