探偵小説に精神分析を導入
ベルンハルト・ボルゲ
(Bernhard Borge)

「夜の人」
(1958年)
(早川書房) |
北欧ノルウェーの推理小説家。本国ノルウェーだけでなく、ドイツでも有名なミステリ作家だったらしく、ドイツ一番のミステリ・シリーズ〈ウルスタイン叢書〉に代表作の「夜の人」と「青い湖の死 (De dødes tjern)」「死せる者、陸を行く (Døde menn gåriland)」の3冊が収録されていたそうです。
詳しい経歴などは不明ですが、証拠や証言を集めて推理を組み立てるのではなく、探偵小説に精神分析の手法を本格的に導入して人間の内部・心理面から事件を推理していくという試みがなされた画期的な長編「夜の人」でわが国でもよく知られています。
彼の作品では物語の語り手として作者と同じ名前のベルンハルト・ボルゲが登場し、彼の友人という設定で精神分析医のカイ・ブッゲが探偵役として登場します。そしてブッゲは得意の精神分析を用いて犯罪を人間の内面から暴き出し、事件を解決に導いていってくれます。 |
|
■作家ファイル■
| 出身地 |
ノルウェー |
| 生没 |
1918年〜1985年 |
| 作家としての経歴 |
|
| シリーズ探偵 |
カイ・ブッゲ精神分析医 (Kai Bugge) |
| 代表作 |
「夜の人」 |
■著作リスト■
1 カイ・ブッゲ精神分析医登場作品リスト
| No. |
事件名 |
発表年 |
邦訳 |
備考 |
| 1 |
夜の人 |
1941 |
HPB592 |
1958年英版? |
| 2 |
De dødes tjern
(独 Tod im Blausee)
(英 Death in the Blue Lake)
(青い湖の死) |
1942 |
- |
1960年英版? |
2 その他の作品
| No. |
事件名 |
発表年 |
邦訳 |
備考 |
| 1 |
Døde menn gåriland
(独 Tote Manner gehen an Land)
(死せる者、陸を行く) |
1947 |
- |
1959年英版?
1969年独版?
ブッゲものか不明 |
| 2 |
Skjult møster |
1950 |
- |
ブッゲものか不明 |
| 3 |
Enhjøningen |
1963 |
- |
【参考】「夜の人」(早川書房 ハヤカワポケットミステリ)
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