見ざる聞かざる タイトル

見ざる聞かざる

原題

Speak No Evil

発表年

1941

著者/訳者/解説

ミニョン・エバーハート/村崎敏郎/村崎敏郎

カバーデザイン

上泉秀俊

ページ数

240(巻末「強力な女流作家陣のエース」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ654
事件は二年前、最愛の父を亡くし悲嘆に暮れたエリザベスが、ロバート・デイキンと結婚したときに始まっていた。莫大な遺産を持つ彼女と結婚するやロバートは豹変した。しばしば酒に酔い、理由のない怒りの発作を起こすのだ。理想とは程遠い結婚生活に失望したエリザベスは、かつての恋人ダイクに想いを馳せる─そんなエリザベスが夫に離婚を迫ったのは、ちょうど英国から来たダイクと、ロバートの秘書が滞在中のことだった。ロバートは彼女の懇願を一蹴し、さらに酔って激怒した挙げ句、妻を屋敷の一室に監禁してしまう。思い余ったエリザベスは、家を出る決心を固め、荷造りを始めるが、その刹那に夫の書斎から二発の銃声が響いた! 驚いて駆けつけると、書斎には血まみれのロバートの死体と、木彫りの三猿が……繊細な筆致で描く、サスペンスフルな傑作

初版

1961年

重版

2003年再版(1200円)

入手

amazon

ISBN

4-15-000654-7

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