彗星飛行 タイトル

彗星飛行

原題

Hector Servadac

発表年

1877

著者/訳者/解説

ジュール=ベルヌ/久米穣/久米穣

カバーデザイン

装幀 杉浦範茂/色絵・さし絵 依光隆

ページ数

296(巻末「原作者と作品について」)

あらすじ(解説文)

出版

偕成社
世界推理・科学小説全集17
彗星飛行の原作者は、科学小説家として、もっとも有名なフランスのジュール=ベルヌである。ベルヌの書いた『海底二万マイル』「地底旅行』などの作品は、諸君もすでに読まれたことであろう。ベルヌは、今から百年前にこれらの作品を書いたのであるが、いずれも科学の原理にかなっているうえに、その空想がゆたかで、おもしろく、世界じゅうの人びとに人気を博している。なかでもこの『彗星飛行』はきばつな作品としてその類がないといわれるもので、本書が日本ではじめて紹介されたものである。
ときは十一月三十一日深夜、場所は北アフリカのアルジェリア、とつぜん天空の一角から大流星がとんできて地球に激突するのだ。大地震のようなはげしいショック。太陽は西からのぼり、一日は六時間になる。そして、気温はあがり、空気が欠乏していく。地球が彗星になったのである─主人公サーバダック大尉の運命は─本編をおよみください。

初版

1964年(260円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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