リレー長編推理小説の紹介


■海外(ディテクション・クラブ)■

【解説】


「漂う提督」
(1931年)
(早川書房)

 1928(ないし1929、1930)年にアントニイ・バークリーを中心として設立されたイギリスのミステリ作家の親睦団体である〈ディテクション・クラブ〉から刊行されました。

 アガサ・クリスティー、F・W・クロフツ、ジョン・ディクスン・カー、ドロシー・L・セイヤーズなど、黄金時代を代表する錚々たる顔ぶれが参加しています。

【発表作品】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 屏風のかげに 1930 中央公論社「ザ・スクープ」('83)
中央公論社「海」'83.6
2 漂う提督 1931 早川文庫73-1
HMM'80.7-9
3 ザ・スクープ 1933 中央公論社「ザ・スクープ」('83)
4 警察官に聞け 早川文庫99-1
HMM'84.1-6
5 ホワイトストーンズ荘の怪事件
(ダブル・デス)
1939 創元推理文庫219-1
EQ'83.1-5(31-33)
6 殺意の海辺 1953 早川文庫113-1「殺意の海辺」
HMM'85.3
7 弔花はご辞退 早川文庫113-1「殺意の海辺」
HMM'85.5

■海外(その他)■

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 大統領のミステリ 1935 早川文庫97-1 フランクリン・D・ルーズベルト米大統領のプロットを元にした作品
2 完璧な殺人
(完全殺人)
1991 早川文庫178-1
HMM'92.11-'93.3
ジャック・ヒット編
3 裸のフェニックス 2001 ソニー・マガジンズ ヴィレッジブックス('02) マーシャ・タリー編

■国内■

No. 事件名 発表年 出版 備考
1 江川蘭子 1931 春陽文庫C-1-34

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