脅迫された継娘 タイトル

脅迫された継娘(ままむすめ)

原題

The Case of the Stepdaughter's Secret

発表年

1963

著者/訳者

E・S・ガードナー/宇野利泰

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

222

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ816
数知れぬほどの会社を支配し、絶大な勢力を誇り、美しい未亡人と幸福な生活を送るハーロウ・バンクロフトにも人知れぬ秘密があった。まだ世に出たての頃、若気のあやまちでドロボーを働き、警察にあげられたのだ。だが、それから数十年の年月が流れて、ハーロウの秘密を知るものは誰もいなくなった。そして今は継娘のロージーナも23歳になり、近く結婚を迎えることになった……。
が、幸福の絶頂にあるバンクロフト家に、突然不幸が襲った。ロージーナ宛に、一通の脅迫状が舞いこんできたのだ─3000ドルを用意せよ。さもなければ、父親の秘密をバラすぞ!……
大実業家のハーロウが、じきじきにペリイ・メイスンを訪ねてきたのは、そんな悩みがもちあがったからだ。彼の秘密が知れわたれば、スキャンダルの種となり、娘は結婚できなくなってしまうので助けてくれ、というのだ。 だが一方、父親の苦しみを知った継娘のロージーナは単身、脅迫者の指定した場所に出かけた─ハンドバッグに、金と拳銃をたずさえて! 実の娘以上に継娘を愛する父と、その父を心から慕う継娘の悲劇を救おうと、悪辣な脅迫者に敢然と挑戦するペリイ・メイスン!

初版

1963年

重版

1980年4版(640円)

入手

amazon

ISBN

4-15-000816-7

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