ありあまる殺人 タイトル

ありあまる殺人

原題

The Case of Too Many Murders

発表年

1989

著者/訳者/解説

トマス・チャステイン/田中融二/T

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

195(巻末にトマス・チャステインの著作リストおよびぺリイ・メイスン・シリーズ長篇作品リスト)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ1560
実業家エードリアンは、突然、衆人環視のレストランで連れの男を撃ち殺すと、車で逃走した。ところがその直後、今度は当人が自宅の書斎で射殺体となって発見されたのである! 現場にはなぜか、別居中の妻ローレルが居合わせていた。
「たぶんわたしは夫殺しで起訴されると思いますの」若く美しい未亡人ローレルから弁護を依頼されたぺリイ・メイスンは、この奇妙な二重殺人の謎を解く鍵がエードリアンの私生活にあると睨んだ。彼はギャングと交遊があり、さらに汚職事件でも告発されそうになっていたのだ。しかし、ローレルにも強力な動機があった。離婚を間近に控え、エードリアンはローレルを遺産相続人のリストから外そうとしていたというのだ。真相がつかめぬままメイスンは予備審問にのぞむが、そのとき新たな事件が……!
無実の罪を晴らし、真犯人を暴き出す弁護士ぺリイ・メイスンが15年ぶりに新シリーズで復活した超話題作。

初版

1990年(800円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-15-001560-0

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