女闘牛士 タイトル

女闘牛士

原題

Murder Wears a Mantilla

発表年

1957

著者/訳者

カーター・ブラウン/山下諭一

カバーデザイン

上泉秀俊

ページ数

145

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ793
ハリウッドの女探偵メイヴィスが、国境の南メキシコくんだりへ行ったのは全肉体を使っての探偵稼業から、しばし逃れたいためだった。だが、彼女の色じかけの名探偵ぶりはメキシコまでも名声を馳せていたのか、ホテルに落ち着く暇もなくメキシコ一の闘牛士と自称するルイス・サラサールの訪問を受けた。ルイスは、彼につぐ名闘牛士のホワン・ゴンサレスが何者かに殺されそうだから是非とも彼を守ってくれというのだ。色浅黒くハンサムな闘牛士ルイスの依頼を引き受けたメイヴィスは直ちにホワンのもとに駆けつけた。が、一瞬遅く、ホワンは胸にナイフを深々とつき立てられ、”ドン・アルフレド”というなり絶命してしまった!
ドン・アルフレドはメキシコでも最高の闘牛を育てることで有名な男だ。メイヴィスはさっそく彼の家へ駆けつけた。が、着くがはやく、彼女は大の男たちにブラジャーはおろか、すべてを脱がされてしまった。おまけに、赤いパンティをはかされ猛牛のいる柵の中に投げ出されてしまった! 赤いものをみた猛牛はやおら頭をメイヴィスに向けると、砂けむりをあげて突進してきた……!
ぴっちりした闘牛士ズボンに、はちきれんばかりの太腿を浮ばせて暴れまわるメイヴィス・セドリッツ! ユーモアとセックスにあふれた軽ハードボイルドの決定版!

初版

1963年(160円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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