黒い娘、白い娘 タイトル

黒い娘、白い娘

原題

Black Girl White Girl

発表年

1989

著者/訳者/解説

パトリシア・モイーズ/山本俊子/山本俊子

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

216(巻末にモイーズの著作リスト)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ1571
クリスマス・イブの夜、ヘンリ・ティベット主任警視の家に意外な人物から電話がかかった。今年で九十歳近くになる旧友のルーシーだ。今ではカリブで悠々自適の生活をしているはずのその彼女が、なぜかわざわざロンドンに来ているという。何やら相談があるらしい。ヘンリは食事に招いて話を聞くことにした。
ルーシーの話に、ヘンリは眉をひそめた。実は彼女の住む島タンピカがコカイン密輸の中継点になっており、島の首相や警視総監までもが一枚かんでいるらしいというのだ。ルーシーは名誉総督から密命を帯びて秘密捜査を頼みにきたのだった。ヘンリは妻のエミーとともに南の国に飛んだ。だが二人の到着早々、麻薬密輸の首謀者と目されていた男が突然謎の事故死をとげた。ヘンリは身分を偽って陰謀のただなかへと潜入していくが……。暖かい語り口と全篇に溢れるサスペンス─英国ミステリの女王モイーズが久しぶりに贈るファン待望の最新作

初版

1991年(850円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-15-001571-6

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