毒婦の娘 タイトル

毒婦の娘

原題

Jezebel's Daughter

発表年

1880

著者/訳者/解説

ウィルキー・コリンズ/北條文緒/佐々木徹

カバーデザイン

中村衣江

ページ数

267(巻末にコリンズの年譜)

あらすじ(解説文)

出版

臨川書店
ウィルキー・コリンズ傑作選12
 1828年9月、ロンドンとヴュルツブルクで二人の男が妻を残して死んだ。二つの遺言が次々と驚くべき事件を引き起こす。貴族から身を落とした高慢な未亡人が「ボルジアの毒」を手に生と死をあやつり、権力の亡者となって破滅へとむかう。女の執念と悲劇が、作者独特のユーモアをまじえて展開していく。
 精神病院から救い出された小男、高潔な信念を持って意志を貫く行動派の女性実業家、錬金術に没頭する謎の科学者、生涯一度の恋に溺れる純朴な老人……。
 個性的なキャラクターたちがドラマを一層引き立てるコリンズ晩年の秀作サスペンス。

初版

1999年(2700円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-653-03632-2

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