国会議事堂の死体 タイトル

国会議事堂の死体

原題

Who Goes Hang?

発表年

1958

著者/訳者/解説

スタンリー・ハイランド/小林晋/小林晋

カバーデザイン

装丁 坂川栄治+藤田知子(坂川事務所)/装画 影山徹/編集 藤原編集室

ページ数

405

あらすじ(解説文)

出版

国書刊行会
世界探偵小説全集35
英国国会議事堂の時計塔、ビッグベンの改修工事中、壁の中からミイラ化した死体が発見された。後頭部を打ち砕かれ、着衣等から100年前のものと推定されたこの死体をめぐって検屍裁判が開かれたが、事件に興味を感じた若手議員ブライは調査委員会を組織し、謎の解明に乗りだした。やがて少しずつ集まりだしたデータから、19世紀の国会議事堂建設をめぐる秘話と、激しい愛憎の物語が次第に明らかにされていく。個性豊かな国会議員の面々が推理の饗宴を繰り広げる「時の娘」風の歴史推理の前半から、後半にいたって物語は思わぬ展開を見せはじめる。読み巧者フランシス・アイルズがただ一言、「真の傑作」と評した50年代の知られざる名作。

初版

2000年(2500円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-336-04165-2

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