幸運を招く男 タイトル

幸運を招く男

原題

Blood Sympathy

発表年

1993

著者/訳者/解説

レジナルド・ヒル/羽田詩津子/羽田詩津子

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

286

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ1639
ベッドフォードシャーの工場町ルートンに住むジョー・シックススミスは、そろそろ四十に手が届こうかという中年男。折からの不況で働いていた工場を首になり、探偵稼業を始めたものの生来のお人好しと気の弱さが災いしてか客足のほうはさっぱり。たまに依頼人がやってきたと思えば、持ち込まれるのはきまっておかしな事件ばかりだ。今日も保険会社に勤める男が突然オフィスに入ってきて、一家を皆殺しにする件で相談したいと物騒なことを言い出した。おそるおそる聞いてみれば、最近頻繁に見る夢の話だという。さらに幼い二人の子供を連れてうろたえるインド人女性や、夫の浮気相手が自分を呪い殺そうとしていると怯える美女から無理難題をふっかけられ、シックススミスは右往左往……。
情にもろく美女にはめっぽう弱い黒人探偵ジョー・シックススミス登場! 英国ミステリの鬼才が贈る、ユーモアとペーソスに富んだ期待の新シリーズ。

初版

1996年(1100円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-15-001639-9

TOPへ