ヒヨコ天国 タイトル

ヒヨコ天国

原題

Love Among the Chickens

発表年

1906

著者/訳者/解説

P・G・ウッドハウス/黒豹介/黒豹介(まえがき)

カバーデザイン

明記なし

ページ数

252(巻頭に著者ウッドハウスの献辞)

あらすじ(解説文)

出版

蜂書房 ヒヨコ天国はP・G・ウッドハウスの自分でも最も愛好している作品の一つで、ここに初めて登場するアクリッジという人物は、やがてこの作品のワクを抜け出し、ウッドハウスの種々の作品で活躍している。野放図で、善良で、夢想家で、驚くべき企画性の持主だが、いたってしまりがなく、大抵の仕事が失敗に終るけれど、もうその瞬間には次なる大事業の目論見が心に熟しているという大変な人物だ。英国では「アクリッジのような男」と熟語にもなっているそうだ。…(中略)
確かにこの作品は、いわゆる『英国ユウモア』なる語が暗示するような、取澄ましたお上品なものではなく、不覊奔放の実行家の主人公が、画き出す台風の如き行状記だが、タイムズの新刊批評氏が、「ウッドハウスこそは、知識階級の読者も、顔を赤らめることなしに笑い得る作家なり」と評したように、誰の前でも平然と笑い得る作品である。…(以下略)

初版

1949年(200円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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