ふりだしに戻る (上) タイトル

ふりだしに戻る (上)

原題

Time and Again

発表年

1970

著者/訳者

ジャック・フィニイ/福島正実

カバーデザイン

辰巳四郎

ページ数

348

あらすじ(解説文)

出版

角川書店
角川文庫 フ16-1
女ともだちの養父の自殺現場に残された一通の青い手紙。その謎の手紙は90年前、ニューヨークで投函されたものだった。
ぼくサイモン・モーリーはニューヨーク暮らしにすこしうんざりしはじめていた。そんなある昼下がり、政府の秘密プロジェクトの一員だと名のる男が、ぼくを訪ねてきた。プロジェクトの目論みは、選ばれた現代人を、「過去」のある時代に送りこむことであり、ぼくがその候補にあげられているというのだ。ぼくは青い手紙に秘められた謎を解きたくて「過去」へ旅立つ。
鬼才ジャック・フィニイが描く幻の名作。20年の歳月を越えて、ふたたび蘇る。

初版

1991年

重版

1996年5版(560円)

入手

amazon

ISBN

4-04-273501-0

ふりだしに戻る (下) タイトル ふりだしに戻る (下)

原題

Time and Again

発表年

1970

著者/訳者/解説

ジャック・フィニイ/福島正実/福島正実、北原尚彦

カバーデザイン

辰巳四郎

ページ数

341(巻末にジャック・フィニイの著作リスト)

あらすじ(解説文)

出版

角川書店
角川文庫 フ16-2
1882年真冬のニューヨーク。焼け焦げた、青い一通の手紙を追って、ぼくはここへやってきた。まだ自由の女神は建っておらず、五番街やブロードウェイは馬車でいっぱいだ。現代では想像もできないこの美しい街で、ぼくは青い手紙の投函主をつきとめた。謎は次第に氷解していった。しかし、失われたニューヨークで得た恋人とともに、大火災と凶悪犯罪のぬれぎぬを逃れ、「現代」に帰ってきたぼくを待っていたものは、悪意に充ちた歴史の罠だった─。
「過去」への限りない愛惜と「現代」への拒絶をこめたファンタジィ・ロマンの大作。

初版

1991年(560円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-04-273502-9

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