真実の問題 タイトル

真実の問題

原題

A Matter of Fact (英 Collar for the Killer)

発表年

1956

著者/訳者/解説

ハーバート・ブリーン/大門一男/都筑道夫

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

274(巻末「ブリーンおぼえがき」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ354
ジャブロンスキーとライアンは焦燥感に駈られた顔を見合わせた。ここに、兇悪な殺人を犯したとおぼしき容疑者がいる。彼の有罪は誰の目にも明白だ。だが、証拠がない! 二人は口惜しかった。いや、それ以上だった。ジャブロンスキーは停年まぎわの老練刑事。ここで最後にひと花咲かせたかった。ライアンはつい最近警察に入ったばかりの新参者だった。一日も早く手柄を立てたいと逸る気持でいっぱいだった。そのとき、ジャブロンスキーが、ライアンの耳もとに口を寄せて何事かを囁いた。ライアンの表情が変った。「だがそれは─証拠のでっちあげじゃないか!」
真実か、それとも名誉か。二人のとった処置は? ブリーン1956年の最新作。

初版

1958年

重版

1993年再版(1000円)

入手

amazon

ISBN

4-15-000354-8

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