これは殺人だ! タイトル

これは殺人(ころし)だ!

原題

This Is Murder

発表年

1935

著者/訳者/解説

E・S・ガードナー/小西宏/厚木淳

カバーデザイン

日下弘

ページ数

344

あらすじ(解説文)

出版

東京創元社
創元推理文庫127-9
美女の誘拐に端を発した身代金請求事件は、やがて恐るべき殺人事件となって爆発した。好奇心から初め事件に介入した地方検事の親友サム・モレインは、今や抜きさしならぬ窮地に追い込まれてしまった。ポーカーの名人である彼は、その勝負度胸と勘のよさを生かして、自ら二重殺人事件の真相をつきとめるべく大陪審の法廷に立つ。ハードボイルド・スリラーの興味と本格的謎ときの醍醐味を合せた、ガードナー得意の法廷もの。

初版

1964年

重版

1977年17版(320円)

入手

amazon

ISBN

4-488-12709-6

これは殺人だ タイトル これは殺人だ

原題

This Is Murder

発表年

1935

著者/訳者/解説

E・S・ガードナー/平井イサク/編集部・J

カバーデザイン

明記なし

ページ数

246(巻末「ガードナー著作目録」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ234
広告会社の青年社長サム・モレェンは、ポーカー友だちの地方検事フィル・ダンカンにつきあって、ある失踪事件に関係したことから、複雑怪奇な事件に巻き込まれてしまった。失踪事件はやがて誘拐事件へ、そしておそるべき殺人事件へ、さらに三転して重大な政治事件へと発展、サムは窮地におちいるが、秘書のナタリーの懸命な助力を得て、敢然と事件の真相をつきとめようとする。
本書は我が国において翻訳された十八冊目のE・S・ガードナーの作品である。戦争前に『義眼殺人事件』が一冊紹介されてはいたが、あまり問題にもならずじまいだったガードナーは、戦後一躍人気を獲得して、なんと二年間に十八冊も翻訳されたのである。E・S・ガードナーといえば、読者は弁護士ペリイ・メイスンを主人公にしたものを想像されるだろうが、彼の作品はメイスンものばかりではない。本書もそれらの作品の一つで、1935年にチャールズ・J・ケニイという変名で発表されたものである。

初版

1955年

重版

1995年3版(1100円)

入手

amazon

ISBN

4-15-000234-7

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