逢う時はいつも他人/上 タイトル

逢う時はいつも他人/上

原題

Strangers When We Meet

発表年

1958

著者/訳者

エヴァン・ハンター/安達昭雄

カバーデザイン

カバー 荒川じんぺい/資料提供 川喜多記念映画文化財団(コロムビア映画「逢う時はいつも他人」より)

ページ数

353

あらすじ(解説文)

出版

角川書店
角川文庫 赤254-2
 建築家、ラリー・コールが、マーガレットを初めて見たのは朝のバス停だった。淡い金髪に茶色の目、あたりの空気を引き裂くような美しい女だった。
 ラリーは、仕事にも家庭にも不満があるわけではなかった。今はある流行作家の大邸宅の設計に取りかかっていたし、家庭には美しい妻の二人の子供がいる。同じ住宅地に住むマーガレットとは、それ以来時々顔を合わせた。ある日、彼は意を決して彼女をお茶に誘った。マーガレットにも家庭があることは承知の上で─。
 それがすべての始まりだった。二度目の逢いびきは夜。人目を忍ぶ恋だけに、そしていつの日か破局が訪れることがわかっているだけに、二人の愛はいっそう燃えあがるかに見えた……。

初版

1984年(420円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-04-225402-0

逢う時はいつも他人/下 タイトル 逢う時はいつも他人/下

原題

Strangers When We Meet

発表年

1958

著者/訳者/解説

エヴァン・ハンター/安達昭雄/安達昭雄

カバーデザイン

カバー 荒川じんぺい/資料提供 川喜多記念映画文化財団(コロムビア映画「逢う時はいつも他人」より)

ページ数

343

あらすじ(解説文)

出版

角川書店
角川文庫 赤254-3
 ラリーとマーガレットの情事はつづいた。ラリーにとって、今やマーガレットを手放すことは考えられなかった。マーガレットにとっても、ラリーは、満たされぬ心と肉体の空洞を埋めてくれる存在だった。
 だがラリーには未解決の問題があった。海外での大規模な建築計画の設計依頼である。魅力的な仕事だったが、引きうければ家族をつれて長期間、現地に移りすまねばならない。それはすなわち、マーガレットとの別れを意味した─。
 一組の男女の許されざる愛を通して、情熱が生む苦しみと悲しみを描く、恋愛小説の傑作。

初版

1984年(420円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-04-225403-9

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