誰がサッシ・マヌーンを盗んだか?(前編) タイトル

誰がサッシ・マヌーンを盗んだか?(前編)

原題

Who Stole Sassi Mannon ?

発表年

1969

著者/訳者/解説

ドナルド・E・ウェストレイク/小林宏明/明記なし

カバーデザイン

本文イラスト 桜井一

ページ数

68(全体で234)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワミステリマガジン1982年10月号
万能コンピュータ+三人組の標的は可愛子ちゃん女優!─ドタバタ強奪小説(コミック・ケイバー・ノヴェル)の第一人者、D・E・ウェストレイク。8月号のTAD特約で彼の一連のユーモア犯罪小説を、”もっとも多産で良質”とご紹介したが、'65年の『弱虫チャーリー、逃亡中』をはじめ、'67年のMWA受賞作『我輩はカモである』、ドートマンダー物など、邦訳はまだ四分の一くらいにすぎない。最近作、'80年のCastle in the Air(空飛ぶ城)、'82年のKahawaはそれぞれ中南米、アフリカという第三世界を舞台にしたもので、後者は珍しくシリアスな犯罪小説の大作である。本篇はいつもながらの軽快な職人芸を満喫できる1969年の作品。

初版

1982年(580円)

重版

入手

絶版

ISBN

なし

【ハヤカワミステリマガジン1982年10月号収録作品】(特集─素晴しき犯罪)

1 恋のとりこ (S・J・ペレルマン)
   (The Love Decoy)

2 リオデジャネイロの講演 (レジナルド・ヒル
   (The Rio de Janeiro Paper)

3 殺人の代価 (ジョン・スティーヴンスン)
   (The Price of Murder)

4 逆転につぐ逆転 (フランシス・クリフォード)
   (Turn and Turn About)

5 自由放任学園 (ヘンリイ・セシル
   (Free for All)

6 風のない場所 (ヘレン・マクロイ
   (Windless)

7 巣箱 (ウィリアム・マーチ)
   (The Bird House)

8 許すべき者、罰すべき者 (ヤロスラフ・ヴェイス)
   (Some Shall Be Pardon'd, and Some Punished)

9 死への帰還 (ローレンス・ブロック
   (Life after Life)

10 最後の決め手 (ジェイムズ・ホールディング)
   (Hand in Glove)

11 わが友ダッチ (ウィリアム・F・ノーラン)
   (Dutch)

12 誰がサッシ・マヌーンを盗んだか?(前編) (ドナルド・E・ウェストレイク)
   (Who Stole Sassi Mannon ?)


誰がサッシ・マヌーンを盗んだか?(後編) タイトル 誰がサッシ・マヌーンを盗んだか?(後編)

原題

Who Stole Sassi Mannon?

発表年

1969

著者/訳者/解説

ドナルド・E・ウェストレイク/小林宏明/明記なし

カバーデザイン

本文イラスト 桜井一

ページ数

48

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワミステリマガジン1982年11月号
可愛子ちゃん女優を誘拐はしてみたものの……─犯罪に手を染め、そのあと気ままに暮すほかに自分の未来はない、と決心したケリー・ブラム・ニコラス四世は、犯罪の相棒としてコンピュータ、スターナップを製作、さらに、友人のフランク・アシュフォード、ロビー・クレスウェルを仲間に引きこんだ。計画した犯罪は、人気女優サッシ・マヌーン誘拐。
三人と一台は、ケリーのキャビン・クルーザー〈虎穴に入らずんば四世〉号で、サッシが審査員をつとめるモンテゴ・ベイ映画祭開催地ジャマイカ島へ向かった。…(後略)

初版

1982年(580円)

重版

入手

絶版

ISBN

なし

【ハヤカワミステリマガジン1982年11月号収録作品】(ジョーンズ氏─カポーティ 野坂昭如訳)

1 電話ください (ドロシー・パーカー)
   (A Telephone Call)

2 手負いの虎 (ジョン・ラッツ)
   (The Wounded Tiger)

3 漫画美術館が開かない理由 (ロン・グーラート)
   (Why the Funnies Museum Never Opened)

4 ジョーンズ氏 (トルーマン・カポーティ)
   (Mr. Jones)

5 嘘 (カート・ヴォネガット)
   (The Lie)

6 大いなる可能性 (ジョン・コリア
   (Great Possibilities)

7 勝者がすべてを得る (イヴリン・ウォー)
   (Winner Takes All)

8 五月のマメ (ジャック・リッチー
   (Blisters in May)

9 車輪はまわる (ジェーン・スピード)
   (As the Wheel Turns)

10 主婦に向かない副業 (赤川次郎)

11 殺人ア・ラ・モード (リチャード・グレイスン)
   (Murder a La Mode)

12 斎藤警部の小さな悟り (セイコ・リグル)
   (Inspector Saito's Small Satori)

13 蹴りの殺人 (ローレンス・トリート
   (A Matter of Kicks)

14 誰がサッシ・マヌーンを盗んだか? (後編) (ドナルド・E・ウェストレイク)
   (Who Stole Sassi Mannon ?)


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