悪魔を呼び起こせ タイトル 悪魔を呼び起こせ

原題

Whistle Up the Devil

発表年

1953

著者/訳者/解説

デレック・スミス/森英俊/真田啓介

カバーデザイン

坂川栄治+藤田知子(坂川事務所)

ページ数

318(巻末「〈鬼〉を呼び起こす密室物の傑作」)

あらすじ(解説文)

出版

国書刊行会
世界探偵小説全集25
ブリスリー村の旧家クウィリン家には、家督相続人のみが代々受け継ぐ秘密の儀式があった。当主ロジャーはフィアンセとの結婚を前に、19世紀以来途絶えていた儀式の復活を思い立ち、周囲の心配をよそに、幽霊が出るという伝説の部屋〈通路の間〉に閉じこもった。そしてその夜、恐ろしい悲鳴を耳にして駆けつけた一同の前に、背中を短剣で刺されたロジャーの姿があった。
厳重な監視の下、内部から施錠された密室内で、如何にして凶行は演じられたのか。あるいは言い伝え通り出現した悪霊の仕業なのか。そしてその翌日、第二の密室殺人事件が……。
不可能犯罪ミステリ研究の第一人者が、その知識を結集して書き上げた密室ミステリの逸品。

初版

1999年(2300円)

重版

 

入手

amazon

ISBN

4-336-03855-4

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