メアリ・アン その結婚 タイトル

メアリ・アン その結婚

原題

Mary Anne

発表年

1954

著者/訳者

ダフネ・デュ・モオリア/中村佐喜子

カバーデザイン

小磯良平

ページ数

185

あらすじ(解説文)

出版

新潮社 ダフネ・デュ・モオリアは、フランス貴族の血統をうけついだ、イギリス現代の人気作家である。「メアリ・アン」の中で扱われている時代は大体一七八四・五年から一八一四年頃までが主な部分だが、それはジョージ三世の在位六十年間の、ほぼ後半にあたり、歴史的に云ってもイギリスは、国の内外ともに騒然とした情勢におかれている時である。著者は常にこの時代の貴族とか大地主の生活をとりあげ、そこにある地霊というか家霊というか、そんな神秘感につつんで、人間のはげしい情感や愛欲を印象的に描いている。(「その復讐」の解説文に続く)

初版

1956年(270円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

メアリ・アン その復讐 タイトル メアリ・アン その復讐

原題

Mary Anne

発表年

1954

著者/訳者/解説

ダフネ・デュ・モオリア/中村佐喜子/中村佐喜子

カバーデザイン

小磯良平

ページ数

178

あらすじ(解説文)

出版

新潮社 そして大胆にメロドラマ的な、あるいは推理小説的な手法を使って物語を効果的に作りあげている。この「メアリ・アン」は、女史がたえず想いをこめている遠い過去の時代の宮廷を背景にひととき妖花と咲いてはかなく消えた一人の女をあますところなく描きつくしている。けんらん豪華な絵巻の中に女の執念と哀愁を綴る女史の本領を発揮した作品といえよう。

初版

1956年(270円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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