ぎろちん タイトル

ぎろちん

原題

Guillotine

発表年

1961(日本で独自に編纂)

著者/訳者

コーネル・ウールリッチ/稲葉由紀

カバーデザイン

上泉秀俊

ページ数

211

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ648
監獄の中庭は、まだ朝霧のなかに沈んでいた。その靄を排して、白木づくりの断頭台が、ひときわ高くそびえている。中庭に集まった見物人たちは、死刑囚が断頭台の露と消える瞬間を、いまや遅しと身動きひとつせずに待っていた。その死刑囚─ラモンは朝の冷気のなかを、二人の典獄につきそわれて断頭台への階段をのぼっていった。一段ずつ、近づく死に向って……。死刑囚ラモンには一人の恋人がいた。彼女はラモンの命を救うために、あらゆる手をつくした。一流の弁護士を雇うのに、家財を売りはらって金をつくりもした。が、彼の死刑が確定してみれば、その努力も水の泡だった。しかし、彼女はあきらめなかった。まだ、ラモンを助けるてだてが残っていた─ただひとつのはかない望みではあったが……。それは……?
恐怖とサスペンスの名手、コーネル・ウールリッチ、初期の傑作短篇集!

初版

1961年

重版

1982年再版(650円)

入手

amazon

ISBN

4-15-000648-2

1 ぎろちん (Guillotine)

2 万年筆 (Fountain Pen)

3 天使の顔 (Angel Face)

4 ワイルド・ビル・ヒカップ (Wild Bill Hiccup)

5 穴 (The Loophole)

6 ストリッパー殺し (Death at the Burlesque)


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