ストリッパー タイトル

ストリッパー

原題

The Stripper

発表年

1961

著者/訳者/解説

カーター・ブラウン/田中小実昌/田中小実昌

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

140

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ698
スター・ライト・ホテルの前にはヤジ馬が黒山のように群がっていた。一人の娘がホテルの15階の張出しに立って、いまにも飛び降りようとしていたのである! ホテルのマネジャーから連絡をうけたアル・ウィーラー警部は現場に急行したが、さすがの彼にも手のほどこしようがなかった。娘は奇妙な叫び声を残すと、地上に落下していった……。
ひと騒がせな自殺だった。しかし、検屍の結果、意外な事実が判明する─娘は自殺する前に強力な吐剤アポモルヒネを注射されていたのだ。何やらいわくがある! アル・ウィーラーは、その娘パティ・ケラーの身許を洗いはじめた。パティには両親はいないが、このパイン・シティで従姉がストリッパーをしている。そして、この従姉はウィーラーに興味ある事実を教えた─パティは、最近結婚相談所の斡旋で花屋の主人ハーヴェイ・スターンと交際していたという……。
ウィーラーは結婚相談所の女秘書をいつもの手でたらしこみ、ハーヴェイの身辺を探りにかかった。その結果、驚くべきことが明らかになる。彼はこれまでにも結婚相談所の斡旋で14、5人の娘とつき合っていたが、これらの娘はいずれも謎の失踪をとげている! どうやらこの男こそ事件の核心を握る鍵だ─が、その矢先、ハーヴェイ・スターンは奇妙な遺書を残し、ピストル自殺をしてしまった! 謎とユーモアとセックスのアクション・ドラマ! カーター・ブラウン超モダン・ユーモア・ハードボイルド!

初版

1962年(140円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-15-000698-9

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