ナポレオン・ソロ13/人間改造機 タイトル

ナポレオン・ソロ13/人間改造機

原題

The Mind-Twisters Affair

発表年

1967

著者/訳者

トーマス・ストラットン/多田雄二

カバーデザイン

日本テレビ提供『0011/ナポレオン・ソロ・シリーズ』より

ページ数

200

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ
1016
マンハッタンの中央部の道路は、車の列で動きがとれなかった。と突然、後方でクラクションが鳴り出したかと思うと、一台の黒塗りのセダンは大きな衝撃を受けて前に押し出され、そのはずみで前のスポーツ・カーにぶつかった。その瞬間、いきなり後部座席の青年が車から飛びだし、あっという間に車の列の中にもぐりこんだ。同席していた二人の屈強な男たちは直ちに後を追った。青年は人ごみをかき分けて進み、少し先の横丁に入った。とのまま真っすぐ突っ走り、最後のかどを曲ったところで『デル・フロリア─クリーニング業』と書いてある建物に入った。そこが初めからアンクル本部と分っている様子だった。彼は元スラッシュの一員だったといい、必死になって救いを求めた……一方、これとほぼ同じ頃、アンクルと非常に密接な関係にある高名な科学者が、アンクルを散々非難するという、常識では到底考えられないような事件が起きた。……
スラッシュ団員の一人がアンクルに寝返りをうち、アンクル配下の科学者が急に離反したというこの奇妙な事実は、果たして偶然の一致なのか?─あるいは、人類史上もっとも怖るべき機械をスラッシュは開発したのか? またも重大な使命を帯びて活躍するソロとクリヤキン!

初版

1967年(270円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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