エイプリル・ダンサー2/燃える女 タイトル

エイプリル・ダンサー2/燃える女

原題

The Blazing Affair

発表年

1966

著者/訳者

マイクル・アヴァロン/川村哲郎

カバーデザイン

日本テレビ提供『0022/アンクルの女』より

ページ数

169

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ984
恐るべき毒を秘めたその身体は、きらきらと黒い不気味な輝きを放ち、8本の長い触手をひろげていた。一つ噛まれれば、数分を待たずに死の運命がおとずれてくるのだ。あわせて6匹の怪物が、隊列をそろえて、ブダペストのホテル・アウエル─エイプリル・ダンサーとマーク・スレートの泊っている部屋の絨緞の上を疾駆していた。一瞬の猶予もなかった。スレートは電話台の前をさっと離れると、ベッドのほうへすっとんでいった。エイプリルも彼にみならい、横っとびに床をわたって、けばけばしい寝台掛けの上によじのぼった。が、クモたちは一瞬もためらわずに突進をつづけ、やがて絹のベッドカバーに触手をのばした。艦隊を組み、突如たちはだかった障壁をよじ登りはじめた。一糸乱れず、じりじりと二人を追いつめていく……
ダンサーとスレートがブダペストに飛んだのは、ナチ残党を中核とした秘密組織トーチが出現し、世界征服をめざして、新たな動きをみせはじめたと聞きおよんだからだ。その組織を探るため、観光客に化け、首尾よくハンガリーに飛んだのだ。が、二人を逆探知したトーチは、はやくも恐るべき第一波攻撃をしかけてきたのである!
ひと呼んでダイナマイト娘─はちきれんばかりのグラマラスな肉体に鉄の意志を秘めて活躍するアンクル女特務員エイプリル・ダンサー! シリーズ第2弾!

初版

1967年(240円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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