シェーン勝負に出る タイトル

シェーン勝負に出る

原題

Michael Shayne's Long Chance

発表年

1944

著者/訳者/解説

ブレット・ハリデイ/中桐雅夫/S

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

179

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ657
愛妻のフィリスに死なれたマイケル・シェーンは、心の痛手から私立探偵を廃業し、ニューヨークに出かけるつもりだった。が、その矢先、親友のティム・ラークがJ・P・リトルという編集者を連れてきた。その依頼はひとり娘バーバラのことだった─彼女は父親から作家になることを反対され、自殺をはかった。幸い生命をとりとめたが、その後、たちの悪い中年男にひっかかり、麻薬を常用するようになってしまったらしい。いまマーゴ・メイコンという仮名でニュー・オーリーンズにいるが、娘の身が案じられて仕方がない。そこでシェーンに監視してもらいたいというのだった……。
シェーンは一刻も早くマイアミを離れたい心境だった。リトルから娘の写真を預かると、さっそくニュー・オーリーンズに飛んだ。そして身分を偽ってバーバラに近づき、その夜のデイトを約束した。だが、シェーンがニュー・オーリーンズに現われるのを喜ばない人間がいた─かつて彼にさんざん苦い目に合わされたフレンチ・クォーターの署長ダルフ・デントンだ。果して、シェーンはデントンの部下の手で、泥酔の罪を負わされ、留置場にぶちこまれてしまった! しかも、デイトを約束したバーバラはホテルの一室で無残にも殺されていた!

初版

1961年(150円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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