見知らぬ町の男 タイトル

見知らぬ町の男

原題

Stranger in Town

発表年

1955

著者/訳者

ブレット・ハリデイ/田中小実昌

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

178

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ666
私立探偵マイケル・シェーンは仕事を終えてマイアミに帰る途中、フロリダ州の小さな田舎町ブロックトンに車を停め、一軒の薄汚いバーに入った。と、タイミングよろしく思わず息を飲むような美人がバーの入口に現われたのだ。女は薄暗い店内をおずおずと見回し、最後にその視線はシェーンの所で動かなくなった。彼はこれまで会ったこともないのだが、女の方では彼を知っているらしい。彼女は恐怖に身を震わせながら歩いてくると、いきなり私立探偵を指さした。すると、不意に、いつの間にか女の背後に忍び寄った殺し屋風の三人の男がシェーンに襲いかかり……彼が意識を取り戻したのは、人気のない道端で轢き殺される直前だった! 危機一髪の所で難は避けはしたが、シェーンにはまったく白昼夢のような不思議な出来事だった。第一ブロックトンは生まれて初めて来る町なのだ。しかもあのバーに入ったのも偶然なら、あの女を見たのも最初なのだ。それなのになぜ、女は彼を指さしたのか? 何かいわくがある! シェーンは事件の核心をつかもうと、再びバーに引き返していった。
赤毛の私立探偵マイケル・シェーン・シリーズの決定版!

初版

1961年(150円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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