ノーラとの一夜 タイトル

ノーラとの一夜

原題

One Night with Nora (英 The Lady Came by Night)

発表年

1953

著者/訳者

ブレット・ハリデイ/尾坂力

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

157

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ719
蒸し暑いマイアミの真夜中。私立探偵マイケル・シェーンは、かすかな物音で目を覚ました。開いた窓から月の光がぼんやりと寝室に差し込んでいる。シェーンは眼を開いたまま、じっと耳を澄ました。確かに物音がする。誰かが居間を歩きまわっているのだ。やがて、寝室のドアがカチッという軽い音を立てて、暗い人影が寝室に滑るように入り込んできた。シェーンは緊張した。半ば閉じた眼で、相手の様子をうかがった。シェーンが目を覚ましていることに気づかないらしいその人影は、ゆっくりと彼のベッドに近づくと、いきなりマットレスの端から体を滑り込ませていた。慌てたシェーンは、枕元のスタンドをつけた。そして、思わず息を飲んだ─脇には美しい全裸の女が身を横たえていた! だが、女の方はシェーン以上に驚いたらしい。悲鳴をあげてベッドから跳びのくと、大声で叫んだ。「あなたはラルフじゃないわ!」……。
大胆にも、真夜中シェーンのベッドに入り込んだこの女は何者なのか? そして、ラルフというのは?
テレビでますます人気を呼ぶマイケル・シェーン・シリーズの代表的傑作!

初版

1962年(160円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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