マイケル・シェーン登場 タイトル

マイケル・シェーン登場

原題

This Is It, Michael Shayne

発表年

1949

著者/訳者/解説

ブレット・ハリデイ/井上一夫/明記なし

カバーデザイン

上泉秀俊

ページ数

183(巻末「シェーンの過去」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ635
私立探偵マイケル・シェーンは、思わず息を飲んだ。サラ・モートンはベッドの脚もとに倒れていたのだ。ぱっくり開いた喉の傷口から吹きこぼれる血が、純白の絨氈を真赤に染めている。苦悶のあとも生々しいその手には、半分にちぎられた500ドル紙幣が、しっかと握られていた。シェーンの到着がひと足遅かったのだ。殺されたサラ・モートンは、常に暗黒街の内幕を暴露してきた、勇敢な女流記者だった。
サラは暗黒街の組織を探っていくうちに、大きな特種を掴んだのだ。が、その時すでに、彼女の生命は危険にさらされていた。このことを察知したサラは、マイケル・シェーンの事務所に救いを求めるとともに、500ドル札をちぎって、その半分を彼に残していったのだった。その日、久しぶりの休日を楽しんで八時過ぎに事務所に帰ったシェーンは、すぐさま、デイリイ・ニューズの記者、ティム・クラークとともに、サラのいるホテルに車を飛ばしたのだが……
犯人の不敵な挑戦に敢然と立つマイアミの探偵、マイケル・シェーン! テレビで圧倒的人気を呼ぶハードボイルド・ミステリの快打!

初版

1961年(160円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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