殺人稼業 タイトル

殺人稼業

原題

Murder Is My Business

発表年

1945

著者/訳者/解説

ブレット・ハリデイ/山下諭一/編集部S

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

185(巻末「名アンソロジスト・マイク・シェーン」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ650
戦争たけなわの1944年の秋も深まったある日、私立探偵マイケル・シェーンのオフィスに、上品な老婦人が、奇妙な事件を持ち込んだ。メキシコの鉱山で働いている彼女の息子ジミーから便りが来た。それは、今度いよいよ軍隊に志願することになったが、世話をしてくれた男に、本名は使うなと言われたので、ジェームズ・ブラウンという名前で志願するというのだった。怪訝な顔をするシェーンの前に老婦人は一枚の新聞の切抜きを彼に見せた。それは、エル・パソの精錬業界の大立物で、市長候補のジェフ・タウンが、歩行中のジェームズ・ブラウンという兵士を轢き殺したという記事だった。─偶然の事故とは思えない!
シェーンは早速電話で、死体の検屍を頼むと、エル・パソへ飛んだ。検屍の結果、兵士は轢かれる直前に既に死んでいたことが分かった。シェーンは、ジェフ・タウンを訪れてこの事実を告げた─しかし、タウンはなぜか迷惑そうな表情を浮かべるのだった。
腐敗した市政を鋭くえぐるシェーン・シリーズの白眉!

初版

1961年(160円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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