侵略部隊 タイトル

侵略部隊

原題

The Interlopers

発表年

1969

著者/訳者

ドナルド・ハミルトン/村社伸

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

278(巻末にマット・ヘルム・シリーズ作品リスト)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ1122
暗闇をぬって一台の小型トラックが、情報受渡し場所に指定されたコロンビア河畔の茂みに滑り込んだ。ヘッドライトが消され、しばらくして後部のキャンパーからまっ黒な猟犬が飛び出してきた。嬉しそうに飼主にからみつく猟犬と釣人は河に向って降りてゆき、灰色の水に一瞬きらめいたが、再び暗闇に溶け込んだ……釣人はマット・ヘルム、猟犬は愛犬のハンクだった。 アメリカ北西部で諜報活動を続けているソ連スパイ網。そこに情報運搬者として潜入していた対敵スパイ、ニュストロムが、数週間前愛犬ともども謎の組織に射殺された。折よくニュストロムの死は敵側に知られなかった。そこでアメリカの対敵スパイ機関は、ちょうど背格好の似たマットを、釣りマニアの犠牲者の身替りに急遽仕立てることを思いついたのだ。が、秘蔵っ子を他機関に貸すことになったM機関の上司マックの狙いは、もうひとつ別のところにあった。アラスカにソ連秘密機関の最後の切り札といわれるハンス・ホルツが待機していて、近々選出される新大統領の暗殺を計画しているという情報が入ってきていたのだ。ホルツの計画は絶対に阻止されねばならないが、彼に対抗できる諜報員はマットをおいていない!─コロンビア山中に最大の敵を迎え撃つマット、だがその背後は同時に第三の、謎のスパイ組織に脅かされつつあった! 部隊シリーズ、第12弾!

初版

1970年(450円)

重版

入手

絶版

ISBN

なし

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