メグレとひとりぼっちの男 タイトル

メグレとひとりぼっちの男

原題

Maigret et l'homme tout seul

発表年

1971

著者/訳者/解説

ジョルジュ・シムノン/野中雁/野中雁

カバーデザイン

水野良太郎

ページ数

253

あらすじ(解説文)

出版

河出書房新社
メグレ警視シリーズ26
パリの中央市場が郊外に移転する前の出来事。市場に近い廃屋でルンペンの死体が発見された。胸と腹に三発の銃弾を受けていた。手入れの行きとどいた頭髪と髭、清潔な手、ぼろの着衣をのぞけば、ルンペンらしいところはどこにもない。「まるでルンペン役を演じている老俳優だな」とメグレはつぶやいた。男の身ぎれいさの謎は間もなく解けた。付近の理容学校で定期的に練習台になっていたのだ。新聞で写真が公開され、男は20年前に妻子を捨てて蒸発した職人と判明した。だが、殺しそのものに関しては、まるで手掛りがつかめない……。

初版

1978年
1983年新装版(680円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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