メグレとリラの女 タイトル

メグレとリラの女

原題

Maigret à Vichy

発表年

1968

著者/訳者/解説

ジョルジュ・シムノン/伊東守男/伊東守男

カバーデザイン

水野良太郎

ページ数

241(巻末「ガイ者を追え」)

あらすじ(解説文)

出版

河出書房新社
メグレ警視シリーズ31
疲労がかさなって健康を害したメグレは、ヴァカンスを利用してヴィシー温泉に保養に出かける。朝と夕方、散歩をかねて泉源に鉱泉を飲みに行く以外、メグレ夫妻にはすることがない。そんな散歩の折、公園の野外音楽場でいつも出会うリラ色の服を着た婦人が、なぜかメグレには気にかかる。他人にはまるで関心がなく、自分の内部だけを凝視しているような孤独な婦人。ある朝、その婦人の写真が地方紙に大きく載っているのを見て、メグレは驚いた。婦人が殺されたのだ。管轄外の事件ながら、日課の散歩に出かけるメグレの足は、自然に婦人の家の方に向かっていた……。

初版

1978年
1983年新装版(680円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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