寅申の刻 タイトル

寅申の刻(いんしんのとき)

原題

The Monkey and Tiger

発表年

1965

著者/訳者/解説

ロバート・ファン・ヒューリック/和爾桃子/ロバート・ファン・ヒューリック、和爾桃子、三橋暁、福原義春

カバーデザイン

水戸部功

ページ数

169(巻末にヒューリックの著作リスト)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ1844
中国・唐代に宰相をつとめた狄仁傑はその若き日に各地の知事を歴任し、その先々で名判事としての伝説を残した。その記録に感銘を受けた著者ヒューリックは、自らの作品に判事を探偵役で起用し、一連のシリーズを書き上げる。今日でも世界中で人気を博すディー判事シリーズの最後を飾る本書には中篇二作を収録する。一匹のテナガザルが残していった指輪を手掛かりに快刀乱麻の推理を披露する「通ひ猿の朝」と孤立無援の状況で田舎屋敷の怪事件を解決する「飛虎の夜」は、いずれも長篇作品に勝る会心作である。

初版

2011年(1300円)

重版

入手

amazon

ISBN

978-4-15-001844-3

序 W・R・ファン・ヒューリック博士

1 通臂猿の朝(つうひえん) (The Monkey)

2 飛虎の夜(ひこ) (The Tiger)

3 鶯鶯(おうおう)の恋人 (He Came with the Rain)

あとがき(著者および訳者)

解説 三橋暁

『寅申の刻』に寄せて 福原義春


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