UK バケット警部
(Inspector Bucket)

荒涼館
「荒涼館」
(1853年)
(筑摩書房)

 「クリスマス・キャロル」などで世界的に有名なイギリスの文豪チャールズ・ディケンズが生み出したイギリスの警察官探偵。

 中年で肥った体型に泰然とした風貌の持ち主で、話し上手で話題も豊富であり、仲間と一杯やるなど、人間味のある探偵として初めて描かれた人物ともいえます。

 遺産相続に絡む事件や弁護士殺人事件を担当し、また彼の妻は探偵の素質を持っていて、時には彼女の助言で犯人を突き止めたりもします。


■原作■

チャールズ・ディケンズ
(Charles Dickens 英 1812-70)


■人物ファイル■

職業
イギリス、スコットランド・ヤードの警部
くせ
推理の最中に人差し指を激しく動かす癖がある
協力者
事件簿
1長編

■事件ファイル■

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 荒涼館
(北溟館物語)
1853 ちくま文庫(4冊)('89)
筑摩書房 世界文学大系34('86)
筑摩書房 世界文学全集22・23「ディケンズ集」('67)
中央公論社 ディケンズ物語全集2('36)

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