死時計 タイトル

死時計

原題

Death-Watch

発表年

1935

著者/訳者/解説

ディクスン・カー/吉田誠一/戸川安宣

カバーデザイン

山田維史

ページ数

379(巻末「Whodunit作家としてのカー」)

あらすじ(解説文)

出版

東京創元社
創元推理文庫118-22
月光が大ロンドンの街を淡く照らしている。 数百年の風雨に黒ずんだ赤煉瓦の時計師の家、その屋根の上に蠢く人影、天窓の下の部屋では、完全殺人の計画が不気味に進行していた。 表のドアが開け放たれて、死の罠へおびきよせられた犠牲者の押すベルが鳴る……。 階段をのぼる若い女の眼前に横たわった死体。 かたわらには一人の男がピストルを手にして立っていた! この殺人現場へ登場するおなじみフェル博士。 奇想天外の凶器! 曲折する捜査のかげで、魚のように冷血な機略縦横の真犯人が、青白い微笑をうかべている。 カー初期を代表する傑作?

初版

1982年

重版

1995年6版(630円)

入手

amazon

ISBN

4-488-11822-4

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