未亡人は喪服を着る タイトル

未亡人は喪服を着る

原題

Widows Wear Weeds

発表年

1966

著者/訳者

A・A・フェア(E・S・ガードナー)/三田村裕

カバーデザイン

上泉秀俊

ページ数

171(巻末にE・S・ガードナー作品総目録)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ1020
高級レストランの経営者ニコラス・バッフィンが、クール&ラム探偵事務所にあわてて駆けこんできた。ゆすられているので助けてほしいというのである。新興成金の例にもれず若いピチピチした女を囲ったまではよかったが、たちまちそれをネタにゆすられるはめになったのだ。ぜったい表沙汰にはしたくないというバッフィンは、脅迫者に金を渡してことを穏便に収めてほしいと頼んできた。クールもラムも、そんなことをしたら脅迫者をつけあがらせるだけだと忠告したが、依頼者のたっての願いとあればしかたがない─ラムは指示通り、大金1万ドルを謎の脅迫者に渡した。みんなは事件がぶじすんだことを祝い、依頼主のレストランで晩餐会を催した。が、まさに宴もたけなわのころ彼らの席のすぐそばで殺しが起きた。しかも、その被害者がバッフィンをゆすっていた男だと判明し、事件はふりだしに戻り、無気味な様相を帯びていった!

初版

1968年

重版

1995年3版(850円)

入手

amazon

ISBN

4-15-001020-X

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