邪魔な役者は消えていく タイトル

邪魔な役者は消えていく

原題

Cast, in Order of Disappearance

発表年

1975

著者/訳者/解説

サイモン・ブレット/飯島宏/飯島宏

カバーデザイン

真鍋博

ページ数

300

あらすじ(解説文)

出版

角川書店
角川文庫543-1
 チャールズ・パリス、47歳。アル中気味の売れない役者である。彼が女優ジャッキの、冷たくなった愛人との仲を取りもってくれという頼みを引きうけたのは、最近ひまなせいもあった。
 ジャッキは彼に、数枚のいかがわしい写真を託した。彼女が買いとった脅迫写真である。それを渡して彼を安心させようにも、電話にも出ないという。
 引き受けたものの相手は難物だった。彼女の愛人とは、英国興行界の大ボス、マイルズ・スティーンなのだ。
 パリスは役者の特技、扮装・声色・演技力を動員して、マイルズへの接近を図った。だがその居場所すらつかめない。意を決してマイルズの別荘へ忍びこんだ彼は、大事件への発展を予想させる恐るべき発見につき当たった…。

初版

1981年(380円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-04-254301-4

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