007専科─007へ愛をこめて タイトル

007専科─007へ愛をこめて

原題

For Bond Lovers Only

発表年

1965

著者/訳者/解説

シェルダン・レーン編/吉田誠一・他/N

カバーデザイン

カバー写真 ユナイト映画提供
写真頁 ポップ・ユニバーサル ユナイト映画提供

ページ数

201(巻末「007を愛する人々が書いた007についての百科辞典」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワ・ライブラリ
ジェイムズ・ボンド─身長、182センチ。体重、76キロ。骨細な体格。目は青く髪は黒い。万能選手。拳銃、拳闘、ナイフ投げの名手。外国語は、フランス語とドイツ語。つねに、・25口径のべレッタ自動拳銃をわきの下に携行。柔道の心得あり。イギリス海外秘密情報部員。その機密ナンバーは007号。ダブル0の数字は情報勤務中、殺人を行ないうる特権をもつ情報部員であることを示す。くろうとのテロリスト、スパイである。しかもハンサムでエレガントなドン・ファンであり、命をかけた一発勝負ではもっともすばやく、もっとも非情な人間だ。男性たるもの、彼の存在にあこがれざるをえないだろうし、女性たるもの、シーツの間で彼を愛したくなるのも無理はない。つまり、ボンドこそは世界中のアイドルなのだ。
ボンドとその創造者イァン・フレミングについて、チャンドラー、シムノン、レン・デイトンら一流作家と前CIA長官アレン・ダレス、スクリーンの007、ショーン・コネリーなどが縦横に語る。これにボンドの恋人たちの濃艶な姿態をそえて、007ファンへ愛をこめて贈る!

初版

1966年(280円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

まえがき

1 007号とわたし (ジャック・フィッシュマン)

2 007号の新兵器 (ジャック・トマス)

3 ボンドの女たち

4 ショーン・コネリーは語る─女に生きる度胸の男

5 三九号室 (ドナルド・マックラクラン)

6 『イプクレス・ファイル』から来た男との会見

7 スリラー稼業は楽じゃない─シムノンとフレミングは語る (フレドリック・サンズ)

8 スパイを語る─イァン・フレミングとともに (バーナード・ハットン)

9 アイス・ウォーターと冷静な男たち─レイモンド・チャンドラーとともに

10 007のナンバーを射止めた男─ショーン・コネリーの秘密のファイル (シェルダン・レーン、ヘンリー・グリス)

11 ボンドを愛したスパイのボス (アレン・ダレス)


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