掲載不可 タイトル

世界ベスト・ミステリー50選/上  名作短編で読む推理小説50年史

原題

Fifty Best Mysteries

発表年

1991

著者/訳者/解説

EQMM─エレノア・サリヴァン編/小鷹信光・他/小鷹信光

カバーデザイン

写真 THIRTY FIVE INC./デザイン 渋川育由

ページ数

669(巻末「特別解説(1)」)

あらすじ(解説文)

出版

光文社
光文社文庫 サ1-1
 EQMMの五十年の歴史を五十の代表作品で編むという試みは、あまりにも無謀なことだと思われるかもしれません(八千を超える作品の中から五十編です!)。おまけに、EQMM編集部は、五十年間にわたり、毎号優秀作品を載せてきたのですから。
 わたしたちは、十年をひとくぎりとして作品選択作業に入りました。版権に問題のない作品、それまで選集等に収録されていない作品が優先です。掲載された常連作家や重要作家のうち、その十年の時代背景を描いていると思われる作品を選びました。本来なら収録すべきでも、残念ながら、ここに漏れている作家もいます。しかし、収録した作家五十人は、すべて落とすことのできない方々です。
(序より)─EQMM編集長 エレノア・サリヴァン

初版

1994年(1000円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-334-76086-4

序 エレノア・サリヴァン

【40年代】

1 赤いかつらの手がかり (ジョン・ディクスン・カー
   (The Clue of the Red Wig)

2 消えた美人スター (C・デイリー・キング
   (Lost Star)

3 ブルームズベリーの惨劇 (トマス・バーク)
   (The Bloomsbury Wonder)

4 晴れ姿 (W・R・バーネット)
   (Dressing-Up)

5 殺意 (フィリップ・マクドナルド
   (Malice Domestic)

6 出口はわかっている (ナイオ・マーシュ
   (I Can Find My Way Out)

7 心理的拷問 (ヒュー・ペンティコースト
   (The Fourth Degree)

8 深夜の貴婦人 (マイケル・アーレン)
   (Midnight Adventure)

9 白の研究 (ニコラス・ブレイク
   (A Study in White)

10 幻の宿泊客 (フレデリック・I・アンダースン
   (The Phantom Guest)

【50年代】

11 ゲティズバーグのラッパ (エラリー・クイーン
   (As Simple As ABC (The Gettysburg Bugle))

12 札を燃やす男 (マージェリー・アリンガム
   (Money to Burn)

13 優しい修道士 (デイヴィッド・アリグザンダー)
   (The Gentlest of the Brothers)

14 一方通行 (アンソニー・アームストロング)
   (One-Way Street)

15 ドッグ・ショウ殺人事件 (ミニョン・G・エバーハート
   (Murder at the Dog Show)

16 警官は嘘をつかない (オクテイヴァス・ロイ・コーエン)
   (Always Trust a Cop)

17 萎えた心 (ジーン・ポッツ)
   (The Withered Heart)

18 怪物に嫁いだ女 (アンソニー・バウチャー
   (The Girl Who Married a Monster)

19 八時から八時まで (C・S・フォレスター)
   (Between Eight and Eight)

20 いまにして思えば (バリー・ペロウン)
   (Knowing What I Know Now)

【60年代】

21 転地 (アーシュラ・カーティス)
   (Change of Climate)

22 標本 (ロバート・ブロック)
   (Life in Our Time)

23 揺り監(ゆりかご) (シーリア・フレムリン)
   (The Special Gift)


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