犯罪の中のレディたち/下 女性の名探偵と大犯罪者 タイトル

犯罪の中のレディたち/下 女性の名探偵と大犯罪者

原題

Ladies in Crime
The Great Women Detectives and Criminals

発表年

1943、1946、1947

著者/訳者

エラリイ・クイーン編/厚木淳

カバーデザイン

イラスト 合田ノブヨ/デザイン 柳川貴代

ページ数

418

あらすじ(解説文)

出版

東京創元社
創元推理文庫104-27
人は女には生まれない、女になるのだ─とはボーボアールの言葉。弱き者と断じられ、養い難しと嘆かれても、元始女性は太陽であったそうな。三人寄ればかしましいだの、身代が潰れるだのは柳に風と受け流し、花も嵐も踏み越えて女性たちが行く。悪に強きは善にも強し、逆もまた真なり……英米の名探偵と大犯罪者が一堂に会する下巻、たおやかなレディの鮮やかな手並みをご覧あれ。

初版

1979年

重版

1997年7版(760円)

入手

amazon

ISBN

4-488-10427-4

【第一部 女性の名探偵─アメリカ編(続)】

1 マッケンジー事件 (ヴァイオラ・ブラザーズ・ショア)(グウィン・リース)
   (The Mackenzie Case)

2 フットボール試合 (H・H・ホームズ)(シスター・アーシュラ)
   (Coffin Corner)

【第二部 女性の名探偵─イギリス編】

3 サントロペの悲劇 (ギルバート・フランカウ)(キラ・ソクラテスコ)
   (Tragedy at St. Tropez)

4 ロトの妻 (F・テニスン・ジェス)(ソランジュ・フォンテーヌ)
   (Lot's Wife)

5 百匹の猫の事件 (グラディス・ミッチェル)(ミセス・ブラッドレー)
   (The Case of the Hundred Cats)

6 銀行をゆすった男 (ヴァレンタイン)(ダフネ・レイン)
   (The Man Who Scared the Bank)

7 フィレンツェ版の珍本 (ファーガス・ヒューム)(ミス・ヘイガー・スタンレー)
   (The Florentine Dante)

8 恐怖の一夜 (ステーシー・オーモニア)(ミリセント・ブレースガードル)
   (Miss Bracegirdle does Her Duty)

9 インヴァネス・ケープの男 (バロネス・オルツィ)(レディ・モリー)
   (The Man in the Inverness Cape)

10 村の殺人 (アガサ・クリスティー)(ミス・マープル)
   (Village Murder)

【第三部 女性の大犯罪者─アメリカ編】

11 鋼鉄証券のからくり (ジョン・ケンドリク・バングズ)(ミセス・A・J・ヴァン・ラッフルズ)
   (The Adventure of the Steel Bonds)

12 贋札 (フレデリック・アーヴィング・アンダスン)(ソフィ・ラング)
   (The Jorgensen Plates)

第四部 女性の大犯罪者─イギリス編

13 盗まれた名画 (エドガー・ウォーレス)(フォー・スクウェア・ジェーン)
   (The Stolen Romney)

14 グレート・カブール・ダイヤモンド (ロイ・ヴィカーズ)(ミス・フィデリティ・ダヴ)
   (The Great Kabul Diamond)

15 姿なき殺人者 (フィリップス・オッペンハイム)(ジャネット・ソール)
   (The Undiscovered Murder)


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