UK スタンリー・ハイランド
(Stanley Hyland)

国会議事堂の死体
「国会議事堂の死体」
(1958年)
(国書刊行会)

 イギリスの推理小説家。ヨークシャー州に生まれ、同州の高校を卒業後、ロンドン大学のバークベック・カレッジに進学。第二次世界大戦では海軍の志願兵として予備軍に服務していました。

 戦後は英国議会下院の調査課司書として勤務していましたが、ほどなくBBCのプロデューサーに転身しています。

 ミステリー作家としてはわずかに3つの作品を発表しているに過ぎませんが、このうち1958年に司書時代の経験を活かして書き上げたミステリー長編「国会議事堂の死体」は、この作品はフランシス・アイルズからも「真の傑作」と評されるなど、知的かつ真の独創性を持った傑作として好評を博しました。


■作家ファイル■

出身地
イギリス、ヨークシャー州シプリー
学歴
ブラッドフォード・グラマー・スクールを経てロンドン大学バークベック・カレッジに進学
生没
1924年~
作家としての経歴
1958
ミステリー小説の第1作となる長編「国会議事堂の死体」を発表
シリーズ探偵
 
代表作
「国会議事堂の死体」

■著作リスト■

1 ミステリ作品

【長編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 国会議事堂の死体 1958 国書刊行会 世界探偵小説全集35('00)
2 Green Grows the Tresses-O 1965 -
3 Top Bloody Secret 1969 - スパイ小説
第1作の登場人物が数名登場する

2 その他の作品

【編書】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 King and Parliament: A Selected List of Books 1951 -

【ノンフィクション】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 Curiosities from Parliament 1955 -

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