風に吹かれて タイトル

風に吹かれて

原題

Slowly, Slowly, in the Wind

発表年

1979

著者/訳者/解説

パトリシア・ハイスミス/小尾芙佐、大村美根子ほか/馬場啓一

カバーデザイン

カバー・デザイン 坂川事務所/イラストレーション 藤田新策

ページ数

322(巻末「人間嫌い、しかし人が気になる女流作家」)

あらすじ(解説文)

出版

扶桑社
扶桑社ミステリー0263
一度も活字になったことのない本を十四冊書いた男の生涯を追った「頭のなかで小説を書いた男」。庭の池にはびこる蔓草の恐怖を活写した「池」。わからず屋の隣人に殺意を抱いた冷徹な男の犯行とその皮肉な結末を描いた「風に吹かれて」。救いのない結婚生活の悲劇を乾いた目で見つめた「またあの夜明けがくる」。そして蝋人形館の魅力にとりつかれ、血まみれの惨劇をひきおこした若者の物語「ウッドロウ・ウィルソンのネクタイ」など、多様なテーマで人間の存在に迫るハイスミス中期の傑作短編集。 〈解説・馬場啓一〉

初版

1992年(540円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-594-01086-5

1 頭のなかで小説を書いた男 (The Man Who Wrote Books in His Head)

2 ネットワーク (The Network)

3 池 (The Pond)

4 一生背負っていくもの (Something You Have to Live With)

5 風に吹かれて (Slowly, Slowly, in the Wind)

6 またあの夜明けがくる (Those Awful Dawns)

7 ウッドロウ・ウィルソンのネクタイ (Woodrow Wilson's Neck-Tie)

8 島へ (One for the Island)

9 奇妙な自殺 (A Curious Suicide)

10 ベビー・スプーン (The Baby Spoon)

11 割れたガラス (Broken Glass)

12 木を撃たないで (Please Don't Shoot the Tree)


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