ジェリコ公爵 タイトル

ジェリコ公爵

原題

Le Prince de Jéricho

発表年

1930

著者/訳者

モーリス・ルブラン/三輪秀彦

カバーデザイン

山野辺進

ページ数

288

あらすじ(解説文)

出版

東京創元社
創元推理文庫107-17
アルセーヌ・リュパンの前半生と後半生のそれぞれの化身をしのばせる二人の人物、海賊ジェリコと剛勇侠気のエレン・ロックの誇り高い美女と謎のメダルをめぐっての死闘を中心に、ルブランならではの活劇、悲劇、喜劇が地中海、パリ、ブルターニュの海と街と田園を背景に展開する。それにしても、海賊王が公爵とは? 失われた記憶をたぐりよせるにつれて次々におどり出る意外事の続出は、俗塵にまみれた現実派のスリラーに悠々した読者に一服の清涼剤となるだろう。
老いてなお、みずみずしい感覚を失わなかった作者の晩年66歳、1930年の快作。

初版

1974年

重版

1991年15版(480円)

入手

amazon

ISBN

4-488-10717-6

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