ジョン・ディクスン・カー〈奇蹟を解く男〉 タイトル

ジョン・ディクスン・カー〈奇蹟を解く男〉

原題

John Dickson Carr: The Man Who Explained Miracles

発表年

1995

著者/訳者/解説

ダグラス・D・グリーン/森英俊・高田朔・西村真裕美/森英俊

カバーデザイン

坂川栄治(坂川事務所)

ページ数

496(巻末「ジョン・ディクスン・カー書誌」)

あらすじ(解説文)

出版

国書刊行会 密室殺人、人間消失、見えない凶器など、強烈な謎の魅力と巧みなストーリー・テリングで、ミステリ・ファンを魅了しつづけてきた不可能犯罪の巨匠ジョン・ディクスン・カー。
早熟な少年時代、「夜歩く」の鮮烈なデビューから、数々の名作を生んだイギリス時代、ラジオでの活躍、英米両国のミステリ作家との交友、ドイル伝の執筆、歴史ミステリへの傾倒、晩年の試行錯誤まで、綿密な資料調査と関係者のインタビューによって追跡。
黄金時代を代表する偉大なミステリ作家の、小説以上に痛快な生涯を鮮やかに浮かび上がらせた初の本格的評伝。

初版

1996年(3800円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-336-03884-8

第1章 ユニオンタウン

第2章 ヒル・スクールとハヴァフォード時代

第3章 パリとブルックリン・ハイツ─悪魔のようなバンコラン

第4章 幕間─ジョン・ディクスン・カーと探偵小説

第5章 イギリス、そしてサー・ヘンリー・メリヴェールの登場

第6章 フェル博士の事件とサー・ヘンリー・メリヴェールのさらなる殺人事件

第7章 魔術(ウィッチクラフト)

第8章 歴史の魅力、ディテクション・クラブ、合作

第9章 ミニチュアの殺人

第10章 大戦とラジオ・ミステリ

第11章 大戦と謎解きミステリ

第12章 ドラマ─舞台、ラジオ、そして人生

第13章 第二次大戦とドイル伝

第14章 ママロネック

第15章 王政復古への傾倒、摂政時代の洒落者たち、シャーロッキアンとしての功績

第16章 ロンドンへの帰還

第17章 再びママロネックへ─そしてまたどこかへ

第18章 最後の放浪

第19章 グリーンヴィルの小春日和

第20章 葬送

付録1 一九二二年のジョン・D・カー三世、リアリズム作家を語る

付録2 ドロシー・L・セイヤーズのカー書評

付録3 『火刑法廷』第三の真相?

付録4 ジョン・ディクスン・カーは─スパイ?

付録5 『もうひとりの麗しの女性』─カーの執筆されざる長篇


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