塩沢地の霧 タイトル

塩沢地の霧

原題

Mist on the Saltings

発表年

1933

著者/訳者/解説

ヘンリー・ウエイド/駒月雅子/小林晋

カバーデザイン

装画 浅野隆広/装丁 坂川栄治+藤田知子(坂川事務所)

ページ数

333(巻末「ヘンリー・ウエイド補説」およびウエイドの著作リスト)

あらすじ(解説文)

出版

国書刊行会
世界探偵小説全集37
海辺の村ブライド・バイ・ザ・シーで貧しいながら静かな生活を送っていた画家パンセル夫妻は、ロンドンの喧騒を離れて執筆に専念するためにやってきた小説家ファインズと知り合いになる。人気作家のファインズは名うての女たらしとしてもならしていた。単調で平和な村の暮らしに次第に広がる様々な波紋。そしてある深い霧の夜、塩沢地へ姿を消した小説家は、数日後、泥の穴の中で死体となって発見された。北海沿岸の荒涼たる自然を背景に深く静かに進行する悲劇と、警察のリアルな捜査活動を描き、探偵小説の可能性を追求した英国ミステリ界の実力派ウエイドの力作長篇。

初版

2003年(2500円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-336-04437-6

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